夏風のギネスパスタ

ドキッ!!食べ物だらけの漫画雑誌(若い人はわからなくていいフレーズ)「食漫」で連載されていた「パスタの王国」。

本格パスタのウンチクが学べるので毎回読んでたんですが、いつのまにかコミックが出てるのを書店で見つけ、思わず購入。 

パスタの王国
中祥人
日本文芸社
2014-01-31


そういえば作者の中祥人先生は、その昔ヤンジャンでも「キュイジニエ」という硬派系料理マンガの作画を担当されていた記憶があります。当時家人が激プッシュしてて、実家のどこかにコミックがあるはず……いずれ探して読み返してみよう。

「パスタの王国」より
※【コマ引用】:「パスタの王国」(中祥人/日本文芸社)より

“パスタ消費量・日本一”をほこる群馬県・高崎(知らなかった!)。この街のイタリア料理店で働く主人公のケンは、夏の新メニューをまかされることに。

昔通っていた小学校に赴き、そこで育つキュウリをヒントに考案したのが、この「夏風のギネスパスタ」。キュウリの薄切りとシーチキンをマヨネーズなどの調味料であえ、細めのパスタとからめた“給食のサラダ風”の一品。

ところで、どのへんが「ギネス」なのかというと、ギネスブックでキュウリは「世界一栄養のない野菜」として登録されていることによるらしく……。正直、ちょっと無理矢理感はありますが、夏らしくて美味しそうなことは事実。作り方も簡単そうなので、試してみました。


あえる 
作り方: ボウルにツナ缶をオイルごとあけ、薄切りのキュウリを追加。マヨネーズ、塩、粉末出汁、醤油少々で味付けし、隠し味に酢を入れてよく混ぜます。

混ぜる 
パスタは1.4mmの「フェデリーニ」を使います。アルデンテに茹でて湯を切ったら、上のボウルに入れて手早く絡めます。仕上げに黒コショウをたっぷり振り、かつお節、刻み海苔を散らして完成。

夏風のギネスパスタ 
食べた感想: 
熱々のパスタにキュウリとマヨネーズの組み合わせは、新鮮で不思議な味わい。

上にのっけたカツオとノリもよく合うし、マイルドな和風パスタとしてなかなかイケるんだけど、途中でちょっとしつこく感じてしまいました。マヨネーズ入れすぎだったかなあ……。

ツナ缶のオイルが十分ソースとしてよく絡むので、マヨネーズは風味付け程度の量にしたほうがよかったかもしれない。

元ネタがパスタサラダなだけあって、冷やしてから食べてもなかなかいけました。 作中にはほかにも色々パスタレシピが出てくるので、夕飯のパスタ率がわりと高い我が家は、参考になりそうです。
パスタの王国
中祥人
日本文芸社
2014-01-31


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