ジンジャーエールの素

ふたたび、小池田マヤ先生の漬物ラブコメディー「うめぼし」から、ジンジャーエールの素を作ってみました。新しょうがをハチミツ、スパイス各種で漬け込んだ、手作りジンジャーエール。 

「うめぼし」1巻より
※【コマ引用】:「うめぼし」(小池田マヤ/スクウェア・エニックス)1巻より

前回の大根の竜田揚げもそうですが、いわゆる「お漬物」に限らず、お総菜やドリンクなど含め、漬け込み系全般のレシピが紹介されてるのが、このマンガのステキなところ。

実はこのドリンク、同じ小池田先生の「バーバー・ハーバー」にも登場してます。東子さんの親友・ミカリン(料理上手のオトコ前美人)がカレーと一緒に持参する、“新しょうがで作ったジンジャーエールの素”がそれ。 

「うめぼし」1巻より
※【コマ引用】:「「バーバー・ハーバー」(小池田マヤ/講談社)3巻より

こちらには作り方は載っておらず、ずーっと気になってたんですが、「うめぼし」のレシピでやっと念願が叶うことに。うれしいー。

西村しのぶ先生やよしながふみ先生もそうだけど、女性の漫画家さんは、ご自身のお気に入りのレシピをこうやって作中に繰り返し登場させることが多いですよね。そんな共通シーンを見つけるのも、ファンの楽しみのひとつかも。


ジンジャーエールの素 
作り方: 
材料は新しょうが、レモン、はちみつ、唐辛子、クローブ、シナモンスティック。 ウィルキンソンみたいに、わりと辛めの味になるので、苦手な人は唐辛子ナシでOKらしい。

ジンジャーエールの素 ジンジャーエールの素 
新しょうがとレモンは、薄くスライスします。 熱湯消毒した広口のビンに、新しょうがと、しょうがが浸るくらいのハチミツ、それにスパイス類を入れて、一週間冷蔵庫で漬け込みます。

1日1回ビンを振るのを忘れずに。 この“待つ”時間が、漬物レシピの醍醐味ですね。

ジンジャーエールの素 
待望の一週間目。 グラスにシロップを入れ、炭酸水で割ります。

ジンジャーエールの素
漬け込んだ新ショウガのスライスも、お茶請け(?)として一緒に。

ジンジャーエールの素 
食べた感想: 
さわやかなショウガの香りと、ハチミツのまろやかさが独特のジンジャーエールになりました。市販のものとはまた違う、優しい味わい。 

思ったよりも辛くならなかったけど、これは新ショウガに対してハチミツの量が多かったからかな? 今度は唐辛子も増やして、ウィルキンソン並にちょっと辛く仕上げてみたいなー。

新しょうがのハチミツ漬け 
シロップに漬けたショウガは、食べるとピリっと辛くてジンジャーエールのお供にぴったり。体もポカポカして冷えにもよさそうだし、女性におすすめです。

うめぼし (1)
小池田 マヤ
CoMax
2017-06-21



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