うめぼし 大根の竜田揚げ
コメント欄でオススメいただいた、小池田マヤ先生の「うめぼし」読んでみました(しましまさん、ひいらぎさんありがとうございます!)。

アメリカ帰りの帰国子女・桜沢杏と、彼が管理人をすることになったギャラリーの住民たちのラブコメディ。……と書くと、少年誌によくあるハーレムマンガっぽいですが、主人公の杏は熟女マニアだし、登場する美女たちもクセもの揃いだし、人間関係は「ええー!」という方向に向かっていくし、小池田マヤ先生節全開。

「うめぼし」1巻より
※【コマ引用】「うめぼし」(小池田マヤ/スクウェア・エニックス)1巻より

杏は漬物マニアなので、作中では毎回凝った漬物レシピが紹介されます(途中から着物講座になったりしますが)。これがほんとに美味しそうで、余った野菜があればどれもこれも試したくなるものばかり。台所に置いておきたいマンガの一つになりました。

今回は、1巻に出てくる、大根の薬味しょうゆ漬けの竜田揚げを作ってみました。大根を揚げる!?……と、びっくりしましたが、クセになる食感でビールにもあう一品になるらしい。うーん、そこまで言われると気になります。


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作り方: 
大根は一口大の大きさに切って(わりと厚めでOK)、熱湯で5分ほど下ゆでします。 下ゆでしている間に、漬け汁を作ります。すりおろしたニンニク、ショウガ、しょう油、刻んだゆずの皮をボウルに入れて混ぜます。

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大根が茹で終わったらザルにあけ、熱いうちにすぐに漬け汁によく絡め、そのまま15分ほど漬けます。

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漬け込んだのがこれ。予熱のせいか、結構しっかりと味が馴染んでますね。

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片栗粉を入れたビニール袋に漬け大根を入れて袋の中でポンポンとよくふり、衣を全体に絡めます。

中温の油でカラリとするまで揚げます(二度揚げするとなおよし、だそう)。 レモン(orスダチ)を添えていただきます。

うめぼし 大根の竜田揚げ 
食べた感想: 
揚げたての熱々のうちに食べると、外の衣はカリカリ、中は大根らしいシャクシャクした食感で、これはほんと美味しい。漬けダレはまさしく鶏の竜田揚げと同じで、ご飯にもあうんじゃないかと思えるくらい、しっかりした味。

不思議な食感とこってりした味が後を引いて、手が止まりません!(大根1/2本分、ほぼ食べ尽くしてしまった)。ビールにもあうし、居酒屋の定番になってもいいくらい。 

大根と言えば煮るかすりおろすか、が定番でしたが、「揚げる」という選択肢が加わって、大げさですが、なんか食の世界が広がった気分。 

小池田先生の作品には料理がたくさん出てきますが、どれも普段使いでひねりがあって、ほんとに食べることがお好きなんだろうなー。


うめぼし (1)
小池田 マヤ
CoMax
2017-06-21


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