もやしもん 納豆

メールでオススメいただいて、「もやしもん」読んでみました(夏にドラマ化するらしいですね。美里役がちゃんと笑い飯の人で感動したw)。

お酒や発酵食品のウンチクは興味深いし、キャラはみんな立ってるし面白い! 長谷川さんとバーテンの亜矢さんが好きです。

作中に出てくる料理は、キビヤックとかシュールストレミングとか再現……というか、購入さえ難しそうなものが多くて、指をくわえて眺めるしかないのですが(ホンオフェなら、エイ買ってくればもしかして作れる……? いや、やめとこうw)、3巻の納豆は比較的チャレンジしやすそうです。 

「もやしもん」3巻より
※【コマ引用】:「もやしもん」(石川雅之/講談社)3巻より 

作り方は、市販の納豆に蒸した大豆を加えて、暖かい場所で放置するだけ。

ひところ全国のオカンがやたらと作ってた、無限増殖するカスピ海ヨーグルトみたいなレシピですね。武藤さんいわく、少量食べるくらいなら市販の納豆のほうが結局安くつくらしいですが……いやいや、大事なのはプロセス!(by.「アルコール」のミサオ)


もやしもん 納豆 
まずは市販の大豆を、一晩水につけます。

もやしもん 納豆 もやしもん 納豆 
大豆って水につけると、まん丸な形が細長くなるんですねー(知らなかった……)。

もやしもん 納豆 もやしもん 納豆 
水につけた大豆を、圧力鍋で軟らかく蒸します。鍋に蒸し器を入れて 、その上にキッチンペーパーを敷いて大豆をのせました。とりあえず5分加圧して自然冷却し、様子をみることに。

もやしもん 納豆 
まだちょっと固かったので、普通の鍋でさらに蒸しました。別途調べてみると、豆が手でつぶせるくらいの軟らかさが丁度良いらしい。

もやしもん 納豆 
豆を蒸してる間に、市販の納豆パックを用意。パックのなかには少量の納豆のみ残し、あとはタッパーなど別容器(※熱消毒しておく)に分けておきます。

菌が活性するかしら……と思い、納豆は先によく混ぜときました。

もやしもん 納豆 もやしもん 納豆 
大豆が蒸し上がったら、必ず熱々の状態ですぐに納豆パックにうつして、フタをします。ビニール袋に入れて、テレビなど熱を持った家電の近くで半日~一日放置。 

実はこの納豆のほか、「おせん」の塩麹も同時に仕込んでたので、「今この部屋にはきっとA・オリゼーさんがうようよいるんだわ……!」とハアハア妄想。 

とりあえず丸一日経った状態を確認してみました。

もやしもん 納豆 
おおっ! 追加した大豆から糸引いてます。なんというか、納豆ってほんとに腐ってるんだなあ……と実感できて、美味しそうな、食欲なくすような複雑な気分に(発酵と腐敗の違いの定義は曖昧人にとって有害か無害かだけらしいし)。 

ここからさらに、冷蔵庫で数日寝かせると熟成されて美味しくなるらしい。

もやしもん 納豆 
というわけで、さらに一日寝かせたのがこちらの納豆。確かに昨日よりも、糸の粘りが強くなってる気がする。 よくかき混ぜて、醤油をたらしていただいてみます。勇気いるなあ……。

もやしもん 納豆 
食べた感想: 
ちゃんと納豆っぽい味がする!(安堵) ただ熟成がまだ足りないのか、納豆にしてはすごくあっさりしてて、大豆の水煮っぽい風味も残っています。それが逆に新鮮で、独特の美味しさ。

市販の小粒納豆と混ぜるとミックス納豆っぽくなって、見た目もちょっとユニークですね。 ちなみに作成途中で雑菌が入ると変な味になるらしいので、そのときは素直に食べるのストップしたほうがよいみたい。ほんとに発酵と腐敗は裏表の関係なんだなー……と実感しました。





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