手間のかかる料理が多い印象の「美味しんぼ」ですが、なかには普段使いできそうなレシピがあるので見逃せません。
62巻で、マンションの隣に住む夫婦に山岡夫妻が教えた「牛すね肉の赤ワイン煮込み」もそのひとつ。
※【コマ引用】:「美味しんぼ」(雁屋哲/花咲アキラ/小学館)62巻より
一人前500円くらいで出来て、見栄えも豪華なメニューです。 作り方も簡単で、安い牛すね肉とざっくり切った野菜を赤ワインで2日漬けて、長時間煮込むだけ。
中松&大石&ブラック夫妻の合同結婚式を舞台にした、低予算披露宴料理対決のきっかけになるメニューでもあります。
しかし山岡さんのときも二木さんとの合同結婚式だったし、みんな仲良すぎるw(しかも披露宴は必ず和装なのも不思議)。
ちょっと気になって調べてみたら、美味しんぼでゴールインしたカップルのリストをまとめているサイトさんを発見! オー○ット顔負けの成約率だ。
材料:
牛すね肉、セロリ、にんじん、玉ねぎ、ニンニク、ベイリーフ(ローリエ)、赤ワイン。
肉は一人あたり200~250グラムを用意。
赤ワインはオーストラリアやカリフォルニアの800円前後の安価なものでOKらしい。今回はイエローテイルの赤にしました。
作り方:
玉ねぎは四つ切り、セロリとにんじんは大きめのぶつ切りにします。
鍋にすね肉を塊のまま入れ、切った野菜、粒のままのニンニク、ベイリーフを入れ、赤ワインをどぼどぼ。蓋をして鍋ごと冷蔵庫に入れ、2日間寝かせておきます。
2日後の鍋がこちら。野菜や肉がワイン色に染まってますね。火にかけて沸騰したら弱火にし、アクをとりつつ3?4時間ほどじっくり煮込みます。
数時間経つと、ワインの水分がかなり抜けて、底に隠れてた野菜やすね肉の姿がようやく出てきました。仕上げに塩コショウで味付けして、完成。
野菜と肉を皿に盛りつけていただきます。
食べた感想:
ワインで煮込むだけで、味付けは塩コショウのみ。あまりにシンプルなので正直ちょっと不安でしたが、食べてみると予想以上にしっかりした味でびっくりしました。
例えるならさっぱりしたビーフシチュー、という感じ。数時間煮込んだだけあってすね肉もホロっとやわらかくて、うっとり。
ただ赤ワインの酸味が残るので、苦手な人は仕上げに醤油をちょっとたらせば食べやすくなるかも。 時間はかかるけど手間はかからないので、ほんとにコスパのいいおもてなし料理になりそう!
コメント
コメント一覧 (6)
見た目が真っ黒なのでちょっとびびりましたが、美味しくてびっくりしました>ワイン煮込み
ローピン! そんな料理もありましたね~!
まだ山岡さんがワイルドだったころですよねw
あれもすごい少ない材料で出来ましたよね。機会があったらぜひ挑戦してみようと思います[絵文字:e-267]
おいしんぼの料理をこんなにおししそうに再現できるなんてすごいです!
再現可能そうなおいしんぼ料理なら、是非ローピンをやってほしいです!
初期のころに出てきた雪山で作ったネギと小麦粉だけでつくるパンみたいな・・・
更新楽しみにしてます(^▼^)
はじめまして、コメントありがとうございます[絵文字:e-267]
確かに無意識に料理系の本が集まってしまうことありますよねw 最近オススメの料理系漫画とかご存じでしたら、ぜひ教えてください~。
京都のご出身なんですね! 私は隣の大阪出身なんですが、遊ぶのは京都が多かったので懐かしいです。こないだ久々に遊びに行ったら、市内のお店がいろいろ変わっててびっくりしました[絵文字:e-451]
ぼちぼち更新していきますので、お気軽にのぞきにきてください~。
野菜も肉も赤ワインで煮込まれてドス黒くなっててw、見た目はあんまりキレイじゃないんですが、予想以上においしくてびっくりしました。
ほんとにパフォーマンス◎なメニューなので、機会があったらぜひお試しください!
最近こちらを見つけて以来、ほぼ一日置きに拝見しています。
気がつけば、お料理系の漫画ばっかり集めてしまっている自分としては、
すごくドンピシャでついついお邪魔するようになりました^ー^
私も京都出身なので、またそこも親近感を勝手に持っちゃってます。w
これからも更新楽しみにしてます!
手軽さと味のパフォーマンスのいい料理ですね