※【コマ引用】:SHUEISHA HOME REMIX版「包丁人味平 カレー戦争編」より
先日の「3月のライオン」カレーの残りで、「包丁人味平」カレー戦争編の雑煮カレーを作ってみました。
「包丁人味平」は、「岩井の本棚」さんの紹介記事(※ネタバレあり)を読んで以来ずっと気になってたんですが、最近カレー戦争編だけ集めたコンビニ版を発見して購入。
上下巻一気に読める面白さでした。鼻田香作、名前はアレだけどちょうカッコイイ! パンクな生きざま!
雑煮カレーは、ライバル店・インド屋のカレーに対抗すべく味平が開発したメニュー。アパートのおばさんからおすそわけでもらった雑煮に、カレールーをぶちこんだだけですが、これが大ヒット。後のデパートを舞台にしたカレー戦争への足掛かりとなる一品なのです。
作り方:
レシピはないので想像で(以下略 東京が舞台(横浜か?)なので、関東風のお雑煮のベースを作ります。
鍋にカツオと昆布で出汁をとって漉したあと、酒、薄口醤油で軽く味付けし、カレールーを鍋に混ぜ、ひと煮立ちさせます。
よく考えたらコレ、カレーうどんのスープを作ってるだけなのでは……、と途中で身も蓋もないことに気付いてしまいましたが、心の中にそっとしまいました。
焼いた餅を丼に入れ、上からカレー出汁をかけたら完成。
※【コマ引用】:SHUEISHA HOME REMIX版「包丁人味平 カレー戦争編」より
食べた感想: ←このみょーんと伸びた餅がたまらん。 お餅とカレーの組み合わせ、いけます! スープはカツオの風味がきいて、まさにカレーうどん的な味ですが、だからこそお餅と相性ぴったり。
普通のお雑煮より、飽きずに食べられるのはやっぱりカレーの威力でしょうか。ここにさらにチーズとかトッピングしてもおいしいかも。
ちなみにカレー戦争編は、このほかにもミルクカレーとか味平カレーとか、気になるバリエーションがてんこもりなので、ゆくゆく挑戦してみたいです。そして最終目標はブラックカレー……!(※合法な方向で)
コメント
コメント一覧 (5)
ブラックカレー、効能まで再現しようとしたら危なそうですねえw
コールタールみたいに真っ黒…みたいな描写がありましたけど、黒いカレーってどうやったら作れるのかしら…やっぱイカスミ?
味平カレーは巻末にレシピが載ってたので作りやすそうです[絵文字:e-68]
ブラックカレーの印象が強いのか、雑煮カレーは覚えてませんでした。あれを再現するにはどうしたらいいのか……。
七味に入ってる麻の実を使うとか…?
再現出来る日を期待してます♪
味平まで反応してくださるなんて! そしてこの時期になぜか味平の話をされてたなんてw
メイジャンさん、やっぱ守備範囲広すぎてステキ[絵文字:e-420]
私まだカレー編しか読んでないんですけど、ラーメン編も名作なのかー!
チャーハンは「点心礼勝負編」でしたっけ? うわー、全部読みたい……。しかし包丁貴族って、どんな人だ!w
牛次郎さんは、私この原作でしかお名前存じませんでしたが、少女マンガまで手がけてたんですね~。確かに一条ゆかり先生の作品で、「牛次郎」の名前のままだと違和感がw
機会があればこれも読んでみます!
どーゆー偶然なのかわかりませんが、ちょうどこの水曜日に『包丁人味平』の話題が出たばっかりだったんです。
何はさておいても、「コメせずにはいられない」ぢゃ~ないですか。(笑)
しかも、1月中に、この「雑煮カレー」でくるなんて、ツボをつくなぁ~。
私の世代の漫画好き&食いしん坊で、『包丁人味平』を熱く語らない人は、まずいません。(タブン・笑)
ただ、ここでいつも論争になるのが、「ラーメン編が最高~!」、「いや、カレー編が一番!!」の二大・名作対決。
でも、私としては、「味平チャーハン」が一番!なんです。
包丁貴族・団英彦がつくる、豪華なヒレステーキに勝っちゃうのに、その後、「一口勝負だから勝てたんだ!」と大御所に恫喝されるシーン(理由)が、今でも忘れられません。
子どもの頃に、こーゆーマンガに出会えたのは幸せだったです。(笑)
PS 食べ物とは関係ないんですが、原作の牛次郎さんが、一条ゆかりの幻の名作『5愛のルール』の協力者・秋吉薫と同一人物だと知った時は、べっくら驚きました。
30年前の作品ですけど、子ども心にも忘れられない作品だったので、文庫化された時は、即!買い。
今読むと、「よくまぁ~、『りぼん』に載せてたよねー」と感心する衝撃作です。(笑)