※【コマ引用】:「花と奥たん」(高橋しん)1巻より
高橋しん先生の「花と奥たん」1巻から、1話目の献立を作ってみました。
・タラのワイン蒸しミニトマトソース
・ハルシメジのグラタン
・さっぱりポン酢のお茄子
・サツマイモのたっぷり具のおみそしる
の4品。(
ほんとはこれに、「ノビルとセリのヌタ」も加わるんですが、ノビルが店頭で見つからず今回は見送りです…。
※【コマ引用】:「花と奥たん」(高橋しん)1巻より
「花と奥たん」は、謎の巨大な花が支配するようになった世界を舞台に、横浜のはずれで旦那さんの帰りを待つ“奥たん”の毎日のご飯作りを描いた作品。
終末的な雰囲気となにげない日常シーンのバランスが、独特の面白さです。2巻はいつ出るかなー……。
コミックでは食事シーンが急にカラーページになったり、各話の最後にレシピ写真やロケハン写真が載ってたり、ちょっと実験的な要素も。
1話目のメインディッシュとして登場するのが、「タラとワイン蒸しミニトマトソース」。ひょんなことから闇市でタラ(……と奥たんは勘違いしましたが、実はスズキ)を手に入れ、作ったメニューです。
作り方:
タラで作るかスズキで作るか迷った……けど、料理名にあわせて今回はタラで再現。
タラは塩をふって10分ほど置き、水分が出てきたらキッチンペーパーで水気をふきとります。 コショウをふり、小麦粉をうすくはたきます。
フライパンにオリーブオイルを熱し、タラを両面焼いたあと、白ワインをひと回ししてフタをし、火を止めてしばらく蒸します。
タラを取り出し、サラダ菜を盛った皿に並べます。 同じフライパンに半分に切ったミニトマト、バルサミコを入れて煮詰めてソースを作り、タラにかけて完成。
タラのワイン蒸しミニトマトソース:
最後にワインで蒸すせいか、タラがふんわり仕上がっておいしい。ミニトマトのソースもバルサミコが効いてて、淡泊な魚の味によくあいます。
普段タラって和食にしか使ったことなかったけど、洋食にも合うんだなー。個人的には、どっちかというとパン向けの味かも(醤油も追加したら、ご飯向けの味付けになるかな?)。
↓そのほかのメニューのレシピは載ってないんですが、作中の描写から想像で再現してみました。
ハルシメジのグラタン:
奥たんが外で採取してきた「ハルシメジ」を使ったグラタン。ズバリなきのこが見つからなかったので、普通のシメジを使ったんですが、あとで調べたら全然シメジっぽくなかったorz
グラタンの具の詳しい説明はありませんでしたが、今回はシンプルにシメジと玉ねぎのみで。シメジは軽くゆでてから、玉ねぎとさっと炒めました。
そのせいか、シャキっとした食感が残っておいしかった。ホワイトソースは、手間ヒマかける奥たんらしく手作り。
さっぱりポン酢のお茄子:
これは作中に完成図だけしか登場しないので、茄子を煮るのか焼くのか揚げるのかよくわからず。とりあえず蒸してみたら、皮の色が茶色に変色してしまったとです……。
でも味は意外と好評でした。
サツマイモのたっぷり具のおみそしる:
↑サツマイモ、煮すぎてちょっと崩れてしまった; サツマイモをベーコンで軽く炒め、水と玉ねぎを入れてしばらく煮て、味噌を溶き完成。
ベーコン入りの味噌汁ってユニークだな?、と思ったんですが、食べてみると意外といける! 家人はサツマイモが苦手なので、じゃがいもVer.も用意したんだけど、そっちも美味しかったです。
しかし、同時進行で5品(今回の再現は4品のみですが)も作るなんて、奥たん神業すぎる……。うちは普段の夕飯は大体2~3品なので、死ぬかと思いましたw
コメント
コメント一覧 (4)
実はリトルフォレストの再現をする際、ネット通販で探しまくってようやくお取り寄せできたのですが、
http://mangashokudo.net/blog-entry-313.html
やはり手に入れづらいものなんですね…!
おっしゃるとおり、らっきょうみたいな白い塊茎がついていました。
酢味噌と合いそうですね! またどこかで手に入らないかな~。
いまごろなんなんですが、ノビルは河原などに自生する野草ですので
八百屋さんにはまずないかと
ひょろんとしたネギよりほそい葉っぱを見つけたら掘ってみてください
らっきょうみたいな白い塊茎がついてます
たぶん奥たんはまるごとゆでててきとうに刻んだのとセリを酢味噌あえしたんかなあとおもいます
そうそう、献立の同時進行って結構頭使いますよねー。
効率的に進められた時はすごい達成感あるけど、歯車が狂うとグダグダになってすべてがどうでもよくなってしまうw
なす、浅漬けって方法もあるんですね!
確かにそれなら、皮の色もそのまま生かせそう[絵文字:e-267]
素揚げ、私も大好物なので(作り置きしてもすぐなくなっちゃいますよねw ある分だけ食べてしまう……)、夏場ぜひやってみます!聞いただけでビールが飲みてえ~。
やはり品数多いと並行作業で進めるのは大変ですよね。
うまく段取りしないと時間ばかり過ぎてきますね、経験上(笑)
たらは結構よく食べるので今度真似してみようかと思います。
なすを自分であっさりに仕上げる時は縦割で八等分くらいしたものを素揚げして
熱いうちにポン酢へ揚げ浸ししたものを作ります。
夏場はこれを冷蔵庫で冷やしたもので一杯やると幸せです(笑)
意外とスライスしたなすに塩をふって軽くもみ、水分が出たのを絞って
それをポン酢につけた浅漬けっぽいものかなぁと想像したのですが
どうでしょうか・・・?