前の記事で西村しのぶ先生のリンゴのコンポートを再現しましたが、そのついでのレシピです。
美味しんぼ14巻の「母なるりんご」に登場する、アップルティー。
※【コマ引用】「美味しんぼ」(雁屋哲/花咲アキラ/小学館)14巻より
アップルティーといえば、フレーバーティーとしては一番メジャーで、レモンティーやミルクティーの次くらいに親しまれている紅茶の飲み方ですよね。
作中では市販品のそれを「人工的」と批判して(これぞ美味しんぼ節)、紅玉の皮を直接煮出しただけのアップルティーが紹介されています。
「続・美味しんぼのレシピ本」にも具体的なレシピが掲載されてるので、それを参考に作ってみました。
作り方:
紅玉の皮をむきます。
リンゴの皮のむき方って、
(A)皮をぐるぐるむく→等分→芯をとる
(B)等分→芯をとる→皮をむく のパターンがありますよね。
今回はAの方法でむいたけど、普段はB派なのでちょっと戸惑う。
鍋の湯を沸騰させ、火を弱めてから紅玉の皮を入れて煮出します。皮の色が抜けて、湯が淡いピンクに色づいたら火を止めます。
ティーポットに茶葉を入れ(今回はティーバッグですが)、上の鍋の湯を注いで茶葉がひらくまで待ちます。あたためたティーカップにそそいでいただきます。
※【コマ引用】「美味しんぼ」(雁屋哲/花咲アキラ/小学館)14巻より
飲んだ感想:
おおお、これは確かに普通のアップルティーとは全然違う。 リンゴを手にとって、鼻に近づけたときの匂い。それ以上でもそれ以下でもない、そのままのほのかな香りです。
それから、レモンティーのような酸味や渋みがプラスされるのも、フレーバーティーとは違うところ。
これ飲んだら、確かに市販品は人工的に思えるかも……と納得してしまいました。 一度自然の味を確認してみたい方に、おすすめです。
もちろん、わかりやすく「リンゴ!」という味のアップルティーも、たまに飲みたくなっちゃうんですけどね。
コメント
コメント一覧 (4)
いえいえ、前回はご指摘いただいて助かりました!(ツメが甘い性格なので、今後もばんばんフォローくださいw)
おお、グニャっとした食感になるのは、リンゴの鮮度の問題もあるんですね~。シャッキリしたコンポート……食べてみたい[絵文字:i-237]
アップルティーの飲み方、美味しんぼよりもさらに本格的&おいしそうですね! 空気が乾燥してる冬の間に試してみたいです。
しかしリンゴの樹に囲まれた家って・・・ロマンティックでいいなあ!
五十嵐大介先生の「リトルフォレスト」の世界を思い出してしまいました。
(記事まで修正されていてびっくりしました。汗)
前回と今回のレシピも興味深く拝読させていただきました。
田舎が東北地方なのですがガキの頃の冬のおやつとして
コンポートとは呼べないリンゴを甘く煮たものを思い出しました。
これはやはり紅玉などの酸味が強いものがおいしかった記憶しています。
ただ流通しているものは熟成がすすんでいるので実の柔らかいリンゴが多く
料理にはむかないと思います。
産直のシャキパリ感がある酸味の強いリンゴを使うとぐにゃぐにゃした食感に
はなりずらいかと・・・。
まあ家の四方がリンゴの樹に囲まれた特殊な環境で育ったおっさんの
戯言と聞き流してください(笑)
フレッシュなアップルティーは私も同様な作り方ですが
別な日に楽しみたい時などはむいた皮のみ天日で乾燥させ
清潔な瓶などに乾燥材とともに保存しておきます。
それを刻み水から入れお湯を沸かし沸騰する前に取り出して
そのお湯で紅茶をいれてもほんのりと香のするあっさり目の
アップルティーができますよ。
美味しんぼ流のアップルティーは、ほんのり香りがする程度なので、フレーバーティー嫌いなら余計おすすめかもですよ!
コンポートは、実は私も数年前まで苦手でした……。果物を煮たグシャっとした食感がなんかイヤで。いつのまにか好きになってしまいましたが[絵文字:i-239]
別府温泉うらやましい~。とり天私も大好きです! 確かに唐揚げとまた違うおいしさですよね。
でも、禁断のおやつといい、こちらといい、これならいけるかも!
実は別府温泉に行ってまいりました。とり天に感動・・・唐揚げより好きかも!!
酢醤油と辛子につけて食べるのも納得。
あー、もう一泊したかった・・・。