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あの御方が漫画界に帰ってきてくだすった……!!
Amazonのおすすめ枠に「ドカせん」の発売予定を見つけたとき、世紀末救世主の出現、王の凱旋を待ちわびるモブキャラのような気持ちになりました。

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※【コマ引用】「ドカせん」(渡辺保裕/日本文芸社)1巻より

工事現場×土木用語×グルメ。
まさかの取り合わせで漫画シーンをザワつかわせた名作「ドカコック」。
東京五輪を目前に、空前の人手不足で危機に直面する2018年の建設業界に、京橋建策様が帰ってきました。学校の先生として

今作の舞台は工業高校。
幼いころから建設業界で働くことを夢見て、土木科に入学したクミ。しかし現場実習でプロの職人から邪魔者扱いされ、やる気をみせないクラスメイトに失望し、暴言をはいてしまう。

その一部始終を見ていたのが、ドカコックこと我らが京橋建策。荒れた現場を立て直し、皆の心をひとつにするドカうま飯の調理がスタートします。

チャーシューの肉塊を山留め壁、ナルトとネギは逆打工法に見立て、熟練鉄筋工の配筋と結束のごとくまとめて食材をみじん切り!
大好きだった土木用語駆使しまくりの調理シーンも健在で嬉しい。

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※【コマ引用】「ドカせん」(渡辺保裕/日本文芸社)1巻より

今回は、この第1話に登場した「ドカ出汁スープチャーハン」を再現してみました。

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まずは利尻昆布の出汁をとります。
鍋に水を入れ、通常より多めに昆布を入れて半日ほど置いておきます。弱火にかけ、じっくり煮出して沸騰直前になったら昆布を引き上げ、加減控え目に塩のみで味つけ。

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具材のナルト、ネギ、チャーシューはみじん切りに。

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チャーシューはゴロゴロ感が残るように、やや大きめにしました。

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熱した中華鍋にラードを入れて、刻んだ具材を投入して炒める。溶き卵を入れたら、すぐに温かいご飯を加える。
基礎工事が整ったら、全力で手早く中華鍋をあおり、高層ビルのタワークレーンのように具材を天高く舞い上げましょう(※普通に炒めていいです)。

塩コショウ、うま味調味料、鍋肌に醤油をまわし入れて最後のひとあおり(UTOK=社外検査OK)でチャーハンの完成。
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作中で使われていた鉄製の中華お玉が気になって買ってみたけど、これがあるとチャーハンがはかどりますね。柄が長いから炒めるときに熱くないし、器に盛るだけでキレイなお椀型フォルムになるし。


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仕上げに利尻昆布出汁のスープをかけて……

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ドカ出汁スープチャーハン、竣工。

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食べた感想:
ゴロゴロのチャーシュー肉が入ったガッツリ系チャーハンに、シンプルで上品な昆布スープの組み合わせ。食べ始めはパラリと香ばしく、後半はスープを吸ったご飯がしっとりして、また別のおいしさに。ちょっとひねりのきいたドカ飯レシピの真髄は、本作にも引き継がれています。

セリフの「無理矢理なルビ振り」も健在。↓これとか大好き。
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※【コマ引用】「ドカせん」(渡辺保裕/日本文芸社)1巻より

ドカじゃない=ダサい。
ここテストに出るぞー!


「ドカコック」の再現はこちら。
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