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「かしましめし」第3話からの再現。
それぞれの日常を戦うワケありアラサーたち3人の、宿り木のようなホームパーティ。その発端が描かれるエピソードです。

同級生の葬式で再会した千春、ナカムラ、英治。なにげない立ち話から、なにげなく二人を家に誘ったのは、主人公の千春。あこがれで入社した会社をドロップアウトし、鬱々とした日々を過ごしていた千春は、ふたりが来ることを楽しみにしつつも「調子に乗ってしまった」と後悔。

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※【コマ引用】「かしましめし」(おかざき真里/祥伝社)1巻より

体調が本調子ではないことから、当日のメニューは手軽なホイル焼きと、即席のザワークラウト。
何が入っているかわからない玉手箱のようなホイル焼きの数々に、「楽しくて美味くて最高」と盛り上がります。

場の雰囲気に背中を押され、自分の近況を語ろうとする千春。そのぎこちない様子を察したナカムラと英治は「無理に話さなくていい」と千春を制します。もう大人だから、腹を割って話したら解決する、そんなシンプルにいかないことなんてわかっている。

後片付けはみんなで、食費は適当に折半、そして詮索はしない。
「オイシイ、タノシイ、オモロイ」以外のことを持ち込まない、刹那的でやさしい3人のパーティは、こうして始まったのでした。

おかざき先生といえば、見惚れるような美しい画面構成が見どころですが、怒涛のように描かれるこの「ホイル焼き攻め」のシーンもたまらなく魅力的です。

まずは即席ザワークラウトから。ホイル焼きが焼けるまでの前菜になる一品です。
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作り方:(分量は作品を参考にしてください)
キャベツは千切りにして耐熱容器に入れ、塩もみしてレンジに3分。
粗熱がとれたら、ここにビネガー、カンタン酢(三杯酢や寿司酢でもよさそう)、コショウを味見しながら加えて混ぜ、冷蔵庫で一晩置きます。

一晩置くと、青々としていたキャベツがしんなり黄色っぽくなって、確かに見た目もザワークラウト風。ふつうに作ると何週間かかかるし、これは手軽。

お皿にザワークラウトを乗せて、炒めたソーセージとブロックベーコンを乗せます。
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こんがり焼いたトーストにのせて、コショウをかければお通しカナッペに。
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キャベツの酸味にベーコンの塩気、さくさくトーストの組み合わせが食欲かきたてます。

一方でホイル焼き。調理用具はアルミホイルと魚焼きグリル、以上!という潔さ。
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今回は作中に出てきた秋の食材もりもりで再現。

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「シャケ+バター+えのき」と「鶏むね肉+トマト+チーズ+マヨ」。

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「ホタテ+舞茸+枝豆+バター」と「シャケ+舞茸+ネギ」。

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「豚こま+レタス」と「ひき肉+ズッキーニ+チーズ」。

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「タラ+チーズ+ネギ」。

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ポイントは
・お肉(魚)はひと口大に切る
・お肉(魚)2片と副菜(野菜、キノコ、チーズなど)を組み合わせる
・それぞれ塩コショウする
・バター1片orマヨネーズを入れる
だけで、あとは組み合わせ自由。

アルミホイルにつつんでキュッと閉じ、あとは魚焼きグリルで10分焼くだけ。
(※ちなみに「グリル10分」はおそらく両面焼きの場合だと思います。魚焼きグリルが片面焼きの場合は、長めに焼いたほうがいいかも)

焼けたらガンガン食べます。
薬味もポン酢、柚子胡椒、カットレモンやネギなどなどいろいろお好みで揃えると楽しい。
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シャケ+バター+えのき御開帳。
醤油たらしたら、もう白米のおかず鉄板です。

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鶏むね肉+トマト+チーズ+マヨ。
ホイルにチーズが付着して、開けたらなんか楽しいことになった。洋風もいいなあ。ワイン飲みたくなる味。

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ホタテ+舞茸+枝豆+バター。
これは日本酒もいける。

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豚こま+レタス。
シンプルだけどポン酢で食べると豚しゃぶっぽくてイケます。

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ひき肉+ズッキーニ+チーズはケチャップで。子供も好きそう。

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タラ+チーズ+ネギ。魚にチーズも美味しい。


ホイル焼きってなんとなく「地味」な印象でしたが、何が入っているか開けるまでわからない楽しさ、少しずつたくさんの味が楽しめるのは、少人数のパーティにぴったりかも。まさに「闇鍋ならぬ闇ホイル焼き」。蒸し焼きなのでどの食材もジューシーで美味しくなるし、後片付けもラクだし、見直したぞ、ホイル焼き。

「かしましめし」のほかのメニュー再現はこちら:
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