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禁断の味に目覚めてしまった人魚姫・エラの「共食いグルメ」を描く「人魚姫のごめんねごはん」3巻から、アサリのオイスターソース炒め&炊き込みご飯の2品を作ってみました。

前も書きましたがこの漫画、あちこちに散りばめられたパロディーネタが秀逸で笑い転げてしまうのですが、13話は映画「仁義なき戦い」がベース。仁義なきファンの自分には永久保存版な回でした。

エラ姫の家出により王国の治安が乱れ、海中ではアウトローの「浅利組」の「牡蠣組」が一触即発の状態に。
二枚貝界の主導権争いが血で血を洗う抗争に発展するなか、浅利組と牡蠣組のトップが人間による「採取」で突然の死を迎え……(チャララー)。と、いかにも東映実録路線っぽい展開となります。

ちなみに浅利組の組長は「アサノ勝三」、牡蠣組は「竹田カキラ」と、それぞれ映画の主要キャラをもじった名前になってるだけでなく、

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※【コマ引用】「人魚姫のごめんねごはん」(野田宏/若松卓宏/小学館)3巻より

松方弘樹の謎広島弁セリフ「ササラモサラにしちゃれい」まであって、ファン感涙。

採取された両組長は、エラの行きつけの居酒屋「魚友」で美味しそうな料理に仕上げられてしまいます。
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※【コマ引用】「人魚姫のごめんねごはん」(野田宏/若松卓宏/小学館)3巻より

敵対していたアサリとカキは、実は相性抜群の食材。
身をもって(というか食って)知ったエラ姫は、海中で続く浅利組と牡蠣組の抗争を止めるために立ち上がり、陣営を前に「共存すること」の大切さを説きます。

……と、いい話に思わせておいて、ラストがブラックすぎて思わず脱力するので、ぜひオチまで読んでいただきたい。

一方で、アサリとカキをあわせた料理、果たしてどんな味がするのか気になります。
まずは作中でエラ姫が食べた、アサリのオイスターソース炒め
作中の説明を参考に作ってみます。
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フライパンにサラダ油と千切りにしたショウガを加え、香りが立つまで炒めます。
砂抜きして洗ったアサリを加え、

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日本酒をざっと回して中火にし、フタをします。
貝が開いたらオイスターソースを適量加えて、

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全体にからませ、仕上げに刻んだネギを加えて完成。

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アサリから出るダシと、甘いオイスターソースの相性はばっちり。
普通の酒蒸ししか作ったことがなかったけれど、オイスターソースを加えるとご飯のおかずにもなりそうな濃厚な味になりますね。パスタや中華そばの具にしても絶対おいしそう。

さて次はレシピページで紹介されていた、アサリとカキの炊き込みご飯
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どちらも二枚貝の代表的存在ですが、いざ並べると「牡蠣~~‹‹\(´ω` )/››」とどうしてもカキラ側にテンションが高まってしまうのはしょうがないですよね……。

まずは勝三(アサリ)とカキラ(牡蠣)、それぞれからダシをとります。
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砂抜きしたアサリは鍋にかぶる程度の水を入れ、15分ほど火にかけます。

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カキはよく洗って小鍋に調味料(※参考 酒:大2、みりん:大1、しょうゆ:大1)を入れ、5分ほど煮ます。

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どちらも身とダシに分けておきます(左:勝三 右:カキラ)。

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鍋にといだ米(2合)を入れ、アサリとカキのダシをあわせたもの(360cc)を加え、その上にネギと貝の身をのせて炊きます。

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炊けたら上下を返すように混ぜます。

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茶碗によそって、きざんだ大葉を散らして完成。

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貝のうまみが丸ごと凝縮された、プリプリの牡蠣とアサリがたっぷりの炊き込みご飯、まずいが訳ありゃあせんのです。

貝類を料理するときって、基本的に一種類で作ることが多かったけれど、寄せ鍋のようにいくつかの種類をミックスして作ると、より美味しくなるのかもしれない。
教えてくれてありがとう、勝三&カキラ……。


13話の扉絵のエラ姫のポーズ、元ネタは代理戦争編のDVDパッケージにもなってるこれですね。エラ姫と同様に文太様の半ケツも超絶セクシーです。
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