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あけましておめでとうございます。
お正月明けということもあり、安い材料で簡単に作れる料理でいってみましょう。
ちょっと遅ればせながら、「深夜食堂」17巻から2品。
第228夜の「あったかポテサラ」と第232夜の「白菜とサバの水煮缶鍋」です。

水煮缶鍋はめちゃくちゃ簡単で、去年の冬から何度かお世話になっている料理。
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※【コマ引用】「深夜食堂」(安倍夜郎/小学館)17巻より

マリリンが店に持ち込んだ、「お客さんからの差し入れ」の大量の白菜で作った一品です。
マスターの説明どおり、「昆布だしとサバの水煮の缶詰で炊いた」だけの鍋。
以前、13巻の「白菜と豚バラの一人鍋」を再現しましたが、これもおひとり様鍋のようですね。

冬場はつい白菜を買っちゃうけど、冷蔵庫のなかで余らせがち。その消費にもおすすめです。

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材料は白菜とサバの水煮缶、昆布、あれば生姜も。
鍋に昆布と水を入れて火にかけ、沸騰する寸前で引きあげます。

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ざく切りした白菜をモリモリ乗せ、水煮缶を汁ごと投入(日本酒を足してもいいかも)。
お好みで生姜の千切りも加え、フタをして煮るだけ。

白菜が煮えたら完成です。
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仕事が遅くなった日も、味つけも何も考えずガーッと作れるので重宝します。

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普段あまり飲まないけど、こういうのはやっぱり日本酒がおいしい。
水煮缶に味がついているので、そのままでもいけるけど、物足りなければ醤油やポン酢で。
おなかに余裕があればシメは雑炊。

次は「あったかポテトサラダ」。
ポテサラといえば、初期からおなじみの常連客「エレクト大木」ですが、今回の主人公も彼です。

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※【コマ引用】「深夜食堂」(安倍夜郎/小学館)17巻より

ふつうのポテサラが売り切れてしまったので、マスターがいつもと趣向を変えて作った、あったかいポテトサラダ。
「知り合いの和食店の主人に教わった」というこのポテサラ、ゆで卵を入れて軽い口当たりに仕上げるのがポイントだそう。
クラシカルなマスターの料理とひと味違う、ちょっとモダンな盛り付けも注目です。
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じゃがいもは丸ごと蒸して、串が通ったら皮をむき、熱々のうちに茹で卵と一緒につぶします。

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マヨネーズをたくさん入れるとポテトが一気に冷えてしまうので、最初に温めた牛乳でゆるめ、少量のマヨネーズ、塩コショウで味付けしてみました。

最後に小口ネギを散らして完成。あたたかいうちにいただきます。
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ポテトサラダって、作っている途中で味見するのが毎回楽しみなのだけど、あれは温かいからこそのおいしさなんですね。ポテサラは冷やして食べるものなんて、誰が決めたのか(決めてないか)。
出来立てのホットなポテサラ、これから定番にしたい美味しさ。

ちなみにモデルになったのは、渋谷の賛否両論MEN'S館さんのポテトサラダだそう(遷移先の記事一番下の写真)。
写真を見ると、私が作ったものよりふんわりゆるめで、ネギももっと細いものが使われているようで、めっちゃ美味しそう…。参考に食べに行ってみたいなー。



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