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なにげにクリスマスの時期はほぼ毎年マンガ飯を作っていたことに気づきました(2013年だけ抜けてた)。つまりこの10年、クリスマスの私は外出もせず家に引きこもっているということか……。

と余計なことにも気づいて絶望しつつ、今年作りたかったのはこちらです。
「舞妓さんちのまかないさん」3巻のフルーツサンド。

京の花街とクリスマス。
舞妓たちがこの季節を実感するのは、お客さんからの手土産にケーキをもらう機会がやたらと増える点。

しかし舞妓のすーちゃんは例外だったようで、ひとつもケーキにありつけないまま。
うちにだけクリスマス来てへん…
と、台所のキヨちゃんに愚痴をこぼします。
花街のホープとして一目置かれ、努力家なすーちゃんも、クリスマスの前では普通の女の子なんですね。

そこでキヨちゃんがありあわせの材料で作ったのが、食パンに果物と生クリームをたっぷりはさんだフルーツサンド。
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※【コマ引用】「舞妓さんちのまかないさん」(小山愛子/小学館)3巻より

小山先生は女の子もかわいいけれど、食べ物の絵も負けずおとらず魅力的な作家さんだと再認識したコマ。
とくにこの食パンのしっとりふわふわした感じとか、そのなかに生クリームがぽってり入っている感じとか……!!ハァハァ。フルーツサンドにあまり興味がなかった自分でも、思わず「食べたい!」とそそられます。

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作り方:
食パン(6枚切り)、純生クリーム(乳脂肪分高めのもの。今回は47%)、イチゴ、黄桃の缶詰、みかんの缶詰。

食パンは当初「リッチなやつがいいかな」とセブンの「金の食パン」で試作してみたのですが、これは美味しいんだけど食感がしっかりしすぎていて、私のイメージと違った。
ヤマザキの「ふんわり食パン」が、ふわふわで口どけよくておすすめです(あと、ダブルソフトも向いてそうな気がする)。

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イチゴは縦半分に切り、缶詰の黄桃とみかんは汁気を切り、それぞれキッチンペーパーで水気をよくふいておきます。
生クリームは砂糖とバニラビーンズ(バニラエッセンスでもOK)を入れ、氷水を張ったボウルで冷やしながら固め(八~九分立て)に泡立てます。

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食パンの片面に生クリームを塗り(2枚分)、イチゴとみかん、カットした黄桃を並べます。
その上にさらに生クリームをたっぷり乗せ(特に真ん中あたりに)、ラップでくるんで冷蔵庫で30分ほどなじませます。生クリームはわりとしっかり甘くしたほうが美味しいかも。

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温めた包丁で耳を切り落としていきます。
一番緊張する場面ですが、一面を切るごとに包丁をお湯で洗うときれいに仕上がります。

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切り落としたはしっこが食べられるのは作り手さんの特権
という小山先生のコメントどおり、端っこサンドも幸せになれます。

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クリームみっちみち!
のキヨちゃん特製クリスマス・フルーツサンド。

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食べた感想:
ふわふわしっとりなパンにたっぷりの生クリームと、ごろごろフルーツ。
確かにこれだけで「クリスマス、きた!」と思えてしまう、なぜか。

ちなみにフルーツサンドを作るのは初で、こちらのサイトを参考にさせていただいたのですが、カスタードクリームを下地に塗るとさらにおいしくなるようです(セブンのフルーツサンドがめっちゃ好きなのですが、あれもカスタード入りだったはず)。

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目からウロコだったのが、市販のカスタードシューの中身(カスタードクリーム)を使うということ! 確かにカスタードを少量だけ手作りするのってちょっと面倒だし、この裏技はめっちゃ参考になりました(残ったシューはそのまま食べればよいし)。

食パンやクリームの選び方で味もガラリと変わるし、フルーツの並べ方、切り方でデザインが変わるのも面白い。キヨちゃんのおかげで、フルーツサンドの魅力に目覚めてしまった今年のクリスマスでした。

こないだ出たばかりの4巻もほっこり。

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