「きのう何食べた?」お花見弁当
今年も桜の季節がやってきました。

指輪プレゼントや京都旅行など、次々とシロさんにドリームズカムトゥルーしてもらったケンジ。次なる乙女の野望は「一緒にお花見」。

「きのう何食べた?」(よしながふみ/講談社)9巻より
※【コマ引用】「きのう何食べた?」(よしながふみ/講談社)9巻より

(いろいろと経験を積んで抵抗感が薄れ)あっさりOKしたシロさんが夕ご飯をかねて作ったお花見弁当、その内訳は
・梅おかかおにぎり
・肉団子
・スパニッシュオムレツ
・小松菜ののりあえ
・かぶとにんじんの酢のもの

の5品。

梅おかかおにぎりと肉団子は、シロさんの高校時代のお弁当に母親がよく入れていたメニュー。
ガンで入院することを知らされた電話口で、シロさんが思わず母親に聞いたのもこの2品のレシピでした。

ちょっとしんみりするエピソードですが、学生時代によく食べていたお弁当のおかずって、歳をとるとむしょーに食べたくなるから、この気持ちわかる。

というわけで、初めての「何食べ」お弁当再現、シロさんの「おかんタッパー」もスーパーで「サイズ・形状・ダサさ」などの点から激しく吟味して購入したので、料理も気合いを入れて再現します。
(※分量は作品をご確認ください)

かぶとにんじんの酢のもの

_1320684
これはシロさんの作りおきらしく、レシピは出てこないので自己流です。
乱切りにしたかぶとにんじんを耐熱容器に入れて、熱した甘酢(水+酢+砂糖+塩+こんぶ)をかけて冷まし、冷蔵庫で冷やしておいたもの(6巻のステーキ回に登場したピクルスを和風版にアレンジするといいかも)。
味がしみこむまで時間がかかるので、前日くらいから用意しておくと◎。

スパニッシュオムレツ

スパニッシュオムレツスパニッシュオムレツ
18cmの小さめフライパンにみじん切りした玉ねぎ、角切りの赤ピーマン、ハム、薄切りじゃがいもを入れ、オリーブオイルをたっぷり入れてフタをし、弱火でじっくり火を入れます。
じゃがいもに火が通ったら、熱いうちに具材を卵液(卵+塩コショウ+粉チーズ)に投入、よく混ぜます。
こうすると具材の熱で卵液に軽く火が通るので、あとの加熱時間が短縮できる…という「なるほど」な手順です。

スパニッシュオムレツスパニッシュオムレツ
具材と混ぜ合わせた卵液をフライパンに戻し入れ、フタをして弱火で6~7分加熱。
皿などを使って生地を裏返し、反対側も3分ほど焼きます。
(裏返すときに形がくずれてしまった…けど、多少失敗しても大丈夫です)

_1320734
しっかり冷ましてから切ります。

小松菜ののりあえ

_1320700
小松菜はさっとゆでてザルにあけてそのまま冷まし、3cm程度にカットして水気をよくしぼります。白だし+からしであえて、ちぎった海苔を加えて完成。

梅おかかおにぎり

おにぎりおにぎり
炊き立てご飯、梅おかか(種をとり半分に切った梅干し+かつおぶし+しょうゆ)、海苔、塩、手水を並べます。
シロさん流おにぎりのコツは、具をはさんで最初の3回はぐっとかたくむすび、その後形を整えるように軽くむすぶ、というもの。たしかにこうすると具ははみ出ず、ふんわりした食感も維持できてちょうどいい。

肉団子

肉団子肉団子
ボウルに豚ひき肉、みじん切りの玉ねぎ、パン粉、卵、塩コショウを入れてよく混ぜる。
これを2cmサイズの団子状にまるめ、小麦粉をまぶして180度の油へ。

肉団子肉団子
きつね色に揚がったら、引き上げて油をオイルポッドなどに移します。
同じフライパンに肉団子を戻し、水、ケチャップ、めんつゆを入れてとろみがつくまで火にかけ、肉団子に絡ませる。

弁当を詰める
タッパー(おかんが常備しているようなオシャレ度低いものを選ぶのがシロさん流です)におかずを詰めていきます。シリコン製のおしゃれな小分け容器なんて必要ありません。おかん漢ならアルミホイル一択。各種おかずを詰めていきま押忍。

「お花見弁当」完成

「きのう何食べた?」お花見弁当
タッパーは地味でも、おかずは錦。

「きのう何食べた?」お花見弁当
味つけといろどりのバランスに気を配った繊細さ&ワイルドな盛り付け=それが「おかん」クオリティかもしれません。

hanami
せっかくなのでビールと日本酒を持って近所まで夜桜見物。
ケチャップ味の甘辛肉団子やこってりしたスパニッシュオムレツは、冷めてもおいしく、ビールが進む大人のお惣菜。小松菜ののりあえや梅おかかおにぎりは、日本酒にも合います。
大人のピクニック、楽しいなー。来年もまたやろう。



このエントリーをはてなブックマークに追加