先日お知らせしたとおり「マツコの知らない世界」の「マンガ飯の世界」に出演しました。

「マツコさんに会えるなら会っておきたい」と軽い気持ちで依頼を受けたものの、予告が出たタイミングから、かつてなくいろんな方から「見たよ」と連絡があり、「えらいこと引き受けてもうた…ぁぁぁ」と布団の中で呻いています。

心の平穏のため、私自身はリアルタイムでは放送を見ないつもりですが(半年後くらいに酒の勢いで見るかも。この記事もタイマーであらかじめ仕込んだものです)、収録時の記憶をもとに番組内で紹介したマンガ飯のリストをまとめました。なので、放送時はカットされているシーンもあるもしれません(※あらかじめカットしたと連絡いただいたシーンは載せていません)。

プレゼンターとしての至らなさに落ち込みつつ、ゴールデンの時間に好きな作品を紹介できるというのは、得難い経験でした。マツコさんと澤井健先生の名作「イオナ」の話ができたのは一生の思い出です。

放送にあたって、作品紹介の許可をくださった漫画家様、出版者様、お世話になったスタッフの皆様ありがとうございました。

番組から初めて訪問くださった方へ。
マンガと料理、どちらかの世界が広がるきっかけになっていれば嬉しいです。

「Dr.スランプ」(鳥山明先生)マンモスイチゴのショートケーキ


このケーキ覚えているのって、自分くらいかな…と思ったら、記事の公開時も「懐かしい」など、反響があってうれしかった一品。
収録時にマツコさんも「これ覚えてる」と話されていて、ちょっと緊張がほぐれました。

「深夜食堂」(安部夜郎先生)牛すじと大根と玉子のおでん

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一番最初に作ったマンガ飯がこちらです(ブログの記事1本目でもあります)。
上の写真は撮り直したもので、ブログ当初は携帯で写真撮ってたなあ。

「伝染るんです」(吉田戦車先生)子ランチ

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吉田戦車先生への裏切り行為としての子ランチ。
一番苦労するのは、バナナを輪ゴムで止める作業です。
詳細は書籍版に掲載しています。

梅本 ゆうこ
リトル・モア
2012-02-27


「包丁人味平」(ビッグ錠/牛次郎 先生)ブラックカレー

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こちらも同様に詳細は書籍版に掲載しています。 

まさかこの料理が取り上げられると思わなかった(大丈夫かTBS)。
マツコさんから「ドブの味」というお言葉を頂戴した一品(今回のスタジオ収録の料理はすべて、TBSの調理部さんに作っていただいてますが、私が自作したものより何倍も美味しかったですよ)。
番組内ではさすがに言ってなかった(と思う)けど、スパイスには「麻の実」「芥子の実」を使うのもポイントです(※合法の市販スパイスです)。 

単に黒くするにはイカスミ、黒ゴマなどの着色にきく食材を使う方法もありますが、それだと「イカスミ(黒ゴマ)カレー」になるので、鼻田香作の作るブラックカレーとして弱くなってしまう(あくまで私の中で)ので、それ以外の手法を探りました。

スパイスやルーを黒くなるまで焙煎する、という手法は老舗洋食店「東洋軒」さんのカレーの作り方を参考にしたものです。 
ただコールタール感出すために、仕上げに食用竹炭は入れています。真っ黒なのはそのせいで、焙煎しただけであの黒さにはなりません。 
東洋軒カレー
↑後日、研究のため食べに行ってみた東洋軒さんのブラックカレー。コース料理の一品なので少なめ。
真っ黒なのに焙煎時の苦味もなく、すごく美味しい(当たり前か)。ちなみにお店に聞いてみたら、3日3晩どころか、30日かけて作るそうです…(白目)。

「美味しんぼ」(雁屋哲/花咲アキラ 先生)のしめサバのサンドイッチ

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こちらもマツコさんには不評だった…けど、個人的にはこれほんとに好きなんです…(絶品コーナーのセレクトについては、マツコさんの好みを事前リサーチできていなかったのが申し訳なかった…)。
数年前に作ったときは市販のシメサバで作りましたが、この機会に自家製シメサバでリメークしてみました。 

「うめぼし」(小池田マヤ先生)大根の竜田揚げ


これもお気に入りのおつまみです。
「うめぼし」現在は絶版のようで、コミックは手に入りづらいかもしれません。
小池田マヤ先生作品に出てくる料理は、どれもちょっとヒネりがあっておすすめです。

「天体戦士サンレッド」(くぼたまこと先生)カッペリーニのつけめん


好評で、ほっとしたのがこのつけめん。
マツコさんもおっしゃってましたが、トマト汁は冷たく、ツナ汁とナス汁は熱くしたほうが美味しいかも(「興味ある」と仰ったサンレッドの単行本、読んでくださるといいな…!)。

「めしにしましょう」(小林銅蟲先生)ローストビーフ

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ゴールデンにまさか小林銅蟲先生を紹(以下略)。
VTR(自宅撮影)の一品目で作ったのがこちら。
実はクリスマスに一度作っていたのですが、そのときはわりとスムーズだったのに、収録時は風呂の温度がなかなか上がらず、産湯の準備のごとく、大鍋に何度も湯を沸かしては風呂場に運ぶ…という修羅場でした。

「スーパーくいしん坊」かぼちゃうどん(ビッグ錠/牛次郎 先生)

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自宅撮影で作ったもう一品はこちら。
ぶっつけ本番で作ったこともあり、VTRではビジュアルが残念に仕上がってしまいましたが、↑の記事では諸々改良してリベンジしてみたので、よろしければご覧ください。

「きのう何食べた?」(よしながふみ先生)


マンガ飯にチャレンジしてみたい人への「おすすめ料理漫画」 として紹介させていただきました。
「何食べ」、連載開始から今年で10年なんですね(シロさんだけでなく私も歳を取るはずだ…)。

おわりに

企画段階では、ほかにもいろいろな作品が候補に上がっていたのですが(ありがたいことに、すべて私のオススメを前提に進めてくださいました)、時間や構成の問題で、ご紹介できなかった作品もあったようです。

「マンガ飯」といっても思い浮かべるもの、期待するものは人それぞれで、今回の内容も万人のご期待にそえるものではないかもしれませんが、少しでも興味を持った漫画や料理があれば嬉しいです。

ブログではほかにもさまざまなマンガ飯を紹介していますので、お好みのものが見つかれば幸いです。
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