「甘々と稲妻」(雨隠ギド)お休みの日のとくべつドーナッツ
アニメ放送中の「甘々と稲妻」、しばらく前にコミックを買ったまま積読状態だったのですが、ようやく読んでみごとハマっております(コメント欄でおすすめくださった方々に感謝)。
妻と亡くした公平とその幼い娘、つむぎ。多忙な母を持つ女子高生・小鳥。
料理ビギナーの3人がひょんなことから共同戦線をはり、初めて作るさまざまなメニューにおっかなびっくりに挑む様子は、これまでの料理漫画とは違う面白さ(第1話なんて、土鍋でご飯炊くだけ!)。

思えば「きょうの料理」にビギナー版があるのと同じように、「料理ができる人」と「はじめての人」の世界はまったく違っていて、後者のほうがきっと喜びも発見も大きいはず。

3人が触れるおいしい体験を描くことで、料理をしたことのない人にはもちろん、ある程度慣れている人にも、あらためて「作り、食べる」楽しさを教えてくれる漫画です。

「甘々と稲妻」(雨隠ギド/講談社)2巻より

※【コマ引用】「甘々と稲妻」(雨隠ギド/講談社)2巻より

食べる時の3人のリアクションがまた、なんでもないメニューでもおいしそうにみせてしまうマジック。
2巻に登場する手作りドーナッツもそう。無言で食べる表情がすべてを物語っていて、「揚げたてのさくふわドーナツ食べてみたい欲」で頭が占拠されます。これはあれだ、市販のドーナツでは解消できそうもないやつだ。

01 02
作り方:(※分量は作品を確認してください)
ボウルに薄力粉と強力粉、ドライイースト、砂糖、塩を入れてよく混ぜる。
別のボウルで卵と牛乳を入れ、湯煎にかけて人肌に温める。

03 04
2つのボウルを混ぜ合わせ、まとまったら打ち粉をした台でよくこねる(生地を指でのばしたとき、ちぎれずに薄い膜ができればOK)。

05 06
ボウルに薄くサラダ油をぬってまとめた生地を入れ、ラップをして湯煎で1時間ほど発酵させる。
生地が2倍程度にふくらんだら(指を刺して生地が戻らなければOK)、ガス抜きをする。

07 08
生地を八等分して丸め、ぬれ布巾をかけて15分休ませる。
休ませた生地をつぶして中央から穴をあけ(うちひとつは、つむぎちゃんにならって小さな穴のものに)、ドーナツ型にする。この穴をあける工程、「ドーナツ作ってるー」という感じがして、楽しい。
このあと、1時間温かい場所で二次発酵させます。

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二次発酵の間にデコレーション用のソース2種を作ります。
①刻んだチョコレートを湯煎にかける(チョコソース)
②粉砂糖、はちみつ、レモン、水をよく混ぜる(ハニーシュガーグレイズド)

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二次発酵が完了した生地。指で押したとき、弾力があればOK。

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170~180度の油で両面を1分半ずつ揚げます。

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揚げパンっぽいドーナツの山。

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チョコソースとハニーシュガーに、ドーナツの片面をディップします。

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チョコとハニーシュガーが固まるまで待ちたいけど(夏場のせいか、なかなか固まらない……)、揚げたても食べたい……とひとり逡巡。

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形も大きさも不揃いだけど、それがホームメイド感ということで。

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ミスドではハニーディップ、KKDではオリジナルグレーズドが至高の自分にとって、真っ先に食べたかったのがこのハニーシュガーグレイズド。
暑さのせいか(or配合が悪かったせいか)なかなかシュガーグレーズが固まらず、待ちきれずそのまま食べちゃったのだけど、こってりと甘いコーティングに、ふわふわのドーナツ生地があわさって、まさに無言になるおいしさでした。

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つむぎちゃんの笑いのツボに入った、穴の小さいチョコドーナツ。
これもコーティングが固まる前に食べてしまったのだけど、ゆるいチョコソースが逆に新鮮。

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最後にプレーン。
甘くない揚げパンみたいで、小鳥ちゃんが言うとおり朝食のパンがわりにもなりそうな感じです。

市販のドーナツは1~2個で満足しちゃうけど、作り立ては3個一気食い余裕。
しかし揚げるのは一瞬で済むけど、二次発酵が完了するまでに3~4時間……。昼過ぎから作り始めたので、もはやおやつというより夕ご飯。
小鳥ちゃんが朝イチ集合にしたのも、合間に掃除したり遊んだりする時間の使い方も、作ってみて「なるほどなー」と実感できました。これは確かに、休日にしかできない特別メニューかも。

作り方は動画でもどうぞ↓

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