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前回発売前にご紹介した「東京Bonごはん」、単行本が出て、やっと全部まとめて読めてうれしい。今回はそのなかからイタリアンな献立を再現。

「東京Bonごはん」(入江喜和/日本文芸社)より
※【コマ引用】「東京Bonごはん」(入江喜和/日本文芸社)より

人気店「俺のイタリアン」に行ったことで火が付き、週末の夕飯にもイタリアンをリクエストした妻・こまこさん。それに応えるイサクさんがちゃちゃっと作った、アモーレな(?)献立。

ちなみに「俺のイタリアン」で2人が食べたのは
・限定10食の天然真鯛と魚介のズッパ
・北海道野付産帆立のカルパッチョ
・生雲丹のカルボナーラ
などなど。

これに対してイサクさんが家庭向きにアレンジしたのが
・季節のズッパ(甘塩ダラとウド、芽キャベツなどの旬野菜で)
・帆立とカニカマのカルパッチョ
・粒うにのクリームパスタ

本格的なのに、カニカマや塩ダラなど、財布に優しい食材ばかり。
パスタに使っているのも、生ウニではなく数百円で買える瓶詰の粒ウニです。パスタのソースに使う場合は、瓶ウニのほうが味がしっかりつくんですって。
 
どの食材もすぐ見つかりそう、と勇んで買い物に出かけたところで、盲点だったのが芽キャベツ。
おされ系のスーパーなら常時置いてるだろう、と踏んだら、どこも置いてない。やけくそで1日で10件ほど店をまわりましたが見つからず、結局後日通販で購入orz
(調べたら、芽キャベツって出回るのは冬の間だったんですね。勉強になった…)

 
作り方:
まずは季節のズッパから。うどは穂先の部分だけ使います。あまりたくさん入れなくてオッケー。
にんじんは縦に、マッシュルームは半分に切っておく。
塩だらは黒コショウをひく(生だらの場合は塩もふる)。

 
フライパンにオリーブ油を入れ、野菜をざっと炒めて塩コショウする。
炒めた野菜を塩ダラを入れた深めの皿にのせ、白ワインをかけまわして強火で10分蒸す。

 
続いてカルパッチョ。
これについてはレシピがないので、自己流です。
ホタテ(刺身用の貝柱)は切って厚みを半分にし、ほぐしたカニカマと一緒にラップに並べ、オリーブオイル、塩コショウをし、もう一枚のラップで包んでなじませ、冷蔵庫に。


最後にパスタ。
瓶の粒うには色々種類があるけど、300円くらいで売ってる↑こういうので十分みたい。
パスタを茹でている間に、フライパンにバターを入れて火にかけ、粒うにと白ワインを入れ、なめらかになるまで木べらで混ぜる。


生クリームを加え、弱火で煮立てないように注意する。
茹でたパスタを熱いうちに加え、ソースと絡ませる。イタリアンパセリを振ったら、そのまま食卓へ。
粒うにの風味をそのまま生かすので、味付けいらずで超簡単だ!

イサクさん流の「俺のイタリアン」な三品。


魚介中心だから迷わず白ワインをあけるぞー。
「東京Bonごはん」瓶うにパスタ 
粒うにのクリームパスタ:
パスタはせっかくフライパンのまま熱々で出すので、すぐに食べてしまいたいところ。
(クリームソースの宿命か、時間がたつと固まってしまうので、ソースはゆるめに作るのがおすすめです)
味の方ですが、もちろん生雲丹のおいしさには負けるけど、パスタソースとしての濃厚さは負けていないです。この価格でこんなリッチな味が楽しめるのはうれしい。


季節のズッパ:
ズッパはイタリア語で「スープ」という意味のようですが、今回は煮込むのではなく蒸しスープ。乳化させないせいか、透き通ったきれいなスープに仕上がっています。
うど、芽キャベツ、甘塩ダラ…と食材の組み合わせもユニークで、これはほかの季節野菜でもいろいろアレンジできそう。


帆立とカニカマのカルパッチョ:
カルパッチョは仕上げにベビーリーフとあえ、レモンをしぼっていただきます。
自分史上最高にシャレオツなカニカマの食べ方かもしれません。安い食材しか使っていないのに、ちゃんとカルパッチョ。オリーブオイル+塩+胡椒の組み合わせは、なんでもイタリアンに化けさせる魔法。

「俺の~」シリーズはフレンチに一度だけ行ったことしかないけど、イタリアンもおいしそうだなー。私も腰痛気味なので立ちっぱなしはキツいけど、イサクさんを納得させた味とサービス、体験してみたい。

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