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※【コマ引用】「ラウンダバウト」(渡辺ペコ/集英社)2巻より
渡辺ペコ先生の漫画にはまってます。モーニング2の「にこたま」、フィールヤングの「あに・いもうと」も毎回楽しみですが、最近コミックを集めた「ラウンダバウト」が、もー面白すぎました。

中二病、という言葉があるように、中学二年生というのは、ほとんどの人が「バカ」になる時期。頭の中がポエムってたり、世の中をディスってみたり、大人になって思い返すと「うああああ」としかならないことばっかり考えてるもんですよね。

これまで中二病な男子が主人公の漫画はたくさんありましたが、中二女子のバカっぷりをこんなに愛しく描いた漫画はちょっと思い浮かびません。
創作ダンスに本気になったことがある、興味本位でAVをみんなで見たことがある、「マイ・バースデー」に載ってるおまじないに熱中していた……。そんな青臭い思い出をひとつでも持ってる方に、おすすめできる漫画です。

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※【コマ引用】「ラウンダバウト」(渡辺ペコ/集英社)2巻より
今回作ってみるのは、2巻の調理実習の話に登場する、鶏肉をピエンしたスープ。正確には(?)「ピエンして繊維を切った鶏肉と野菜を煮込んだスープ」。ちなみにピエンは中華料理用語で「薄切り、そぎ切り」の意味らしい。

この話に登場する家庭科の先生「ファルコ」が強烈です。どこの学校にも一人はいる、「この人に逆らったら生きていけない」、さらに「どういう人生を歩んだらこんなに根性悪になるのか」と思わせる、ダークサイドに堕ちてる感じの教師。

スープの味が薄いと醤油をたらした主人公・真を一喝したファルコが、「何にでもしょうゆかけるって野蛮な味覚ね おうちでどんなもの食べてるのかしら」と嫌みを言い、それに真が静かに反論するシーンは、地味ながらハラハラドキドキしてしまうシーンのひとつです。


そういえ学校の調理実習で作る料理で、心から「美味しい!」と思ったものってあんまりなかったかも。ちまたの料理本と違って味付けも健康仕様だろうし、病院のご飯と同じで「栄養学的に正しいものがおいしいとは限らない」の法則なんでしょうか。

というわけで、味についてはほとんど期待せずに作ってみることに。作中に詳しいレシピはないので、細かい部分は想像でおぎないつつ。

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野菜は何でもいいんだろうけど、漫画のコマのなかに見えた長ねぎ、玉ねぎを使ってみることにしました。それぞれ適当な大ききに千切り、薄切りしておきます。

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ここでピエン登場。鶏肉を薄ーくそぎ切りにします。脂肪の少ない胸肉のほうが、やりやすいかも。

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沸騰した湯に酒、ショウガひとかけ、ピエンした鶏肉を入れ、アクを取りながら煮ます。アクを取ったら、長ねぎ、玉ねぎも入れ、さらにしばらく煮込みます。塩コショウ少々で味をつけて、完成。

食べた感想:
鶏肉と野菜のダシが効いてて、思ってたよりイケます。もちろん味は薄いし派手さはないんですが、これが滋味というもんなんでしょうか。食欲がないときや風邪をひいたときなんかに、使えるレシピになるかも。

ついでに漫画のとおり、しょうゆ味も試してみたけど、うまさが倍増してびっくりしたw 野蛮な味覚と言われようと、やっぱり調味料としてしょうゆは偉大だ。

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