「めしばな探偵タチバナ」の魚肉ソーセージのアマトリチャーナ風辛口パスタ
やっぱり面白いなー、と毎巻楽しみにしている「めしばな刑事タチバナ」。週刊誌の「アサ芸」連載だけあって刊行ペースも早いのがうれしいです。

16巻のメインテーマは「魚肉ソーセージ」。
最近はフィルム包装が進化していて…といった「剥き方」ウンチクからご当地ソーセージまでなど、相変わらずマニアックすぎる視点がたまらなく好き。

「めしばな探偵タチバナ」(坂戸佐兵衛/旅井とり/徳間書店)16巻より
※【コマ引用】「めしばな探偵タチバナ」(坂戸佐兵衛/旅井とり/徳間書店)16巻より
全5話にわたって繰り広げられる魚肉トークのシメを飾るのが、ちょっと変わったレシピの紹介。

城西署きっての美人警官、村中さんと代々木さん。スイーツ好きの「甘味部」のメンバーでありつつ、辛いもの好きでもある2人が作った「魚肉ソーセージのアマトリチャーナ風」。
イタリアンのアマトリチャーナ(豚の塩漬け肉と辛みのあるトマトソースのパスタ)を、豚のかわりに魚肉ソーセージで代用してアレンジしたもの。これがやけにおいしそうだったので試してみました。

ホモソーセージ
作り方:
使う魚肉ソーセージは特に銘柄の指定はありませんが、ひとつ前のエピソードで紹介されていた丸善の「ホモソーセージ」を使ってみます。

「めしばな探偵タチバナ」(坂戸佐兵衛/旅井とり/徳間書店)16巻より
※【コマ引用】「めしばな探偵タチバナ」(坂戸佐兵衛/旅井とり/徳間書店)16巻より
関西の「ポールウインナー」をはじめ、ソーセージ界にも地域密着商品(タチバナいわく「ソウルソーセージ」)がいくつか存在しますが、丸善のホモソーセージは東京発でありながら、特に長野県で親しまれているブランドだそう。
そのネーミングから、なにか心をザワザワさせることもあってネットでもよく話題になりますが、食べてみるとごくごく普通のギョニソです。

魚肉ソーセージを切る 魚肉ソーセージを切る2
テープ式の商品が増えるなか、包装は昔ながらの金具スタイル。魚肉は薄切りにします。

唐辛子30本 唐辛子、玉ねぎ
もうひとつのポイントは、唐辛子の大量投入。通常のレシピだと1~2本ですが、今回はなんと30本!タネはぬいておきます。あとはスライスした玉ねぎ、みじん切りしたニンニクを準備。

魚肉ソーセージを炒める
フライパンにオリーブオイル、ニンニク、魚肉ソーセージを入れて弱火で炒めます。ギョニソは焦げ目がつくまでしっかりと過熱します(炒めていくとだんだんヘモグロビンみたいな形になってくるのはなぜ)。

唐辛子投入
ニンニクを取り出して、玉ねぎのスライスと唐辛子30本投入。
フライパンの油に唐辛子の辛みをうつすように炒めます(作中でも描かれていたけど、唐辛子成分で目が痛くなるのでご注意を)。

トマト缶投入 煮込む
白ワインを入れてアルコールを飛ばしてからホールトマト、固形ブイヨンを加えて煮詰めます。

パスタとあえる
ゆでたパスタとからめます。
仕上げにパルミジャーノチーズをたっぷり。
チーズをすりおろす

おいしそうなんだけど、あちこちから突き出た唐辛子が、イタリアンというより四川料理を思わせる。
「めしばな探偵タチバナ」の魚肉ソーセージのアマトリチャーナ風辛口パスタ
食べた感想:
魚肉ソーセージなのに案外安っぽさを感じさせないのは、やっぱり最後の「チーズすりおろし」がイメージとして効いてるのでしょうか。

辛い物が得意というワケではないのでおそるおそる食したのですが、耐えられないほどじゃなくてひと安心。
トマトソースのパスタって、家で作ると味がぼんやりしちゃうことが多いのですが、逆にしっかり辛さを効かせたほうが味がビシっときまりますね。
ベーコンを使うよりもあっさりしつつちゃんと「肉感」もあって、「代用でギョニソ」、意外といいかも。

ちなみに作中では「ギョニソ」vs.「ギョソ」の魚肉ソーセージ略し方論争も描かれているのですが、世間的にはどっちが多数派なんでしょうね(私はやっぱり「ギョニソ」です)。

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