「きのう何食べた?」(よしながふみ)さばのみそ煮 ほか

煮魚が上手な人って、いいですよね、なんか。お料理上手の証、という感じがします。

私はというと、家人が煮魚苦手で、自分自身も「まーどっちかというと、焼いたほうが好きかな」ってことで、煮魚スキルほとんどゼロのまま、この歳まで来てしまいました。
ただたまに、どうしても食べたくなるのが、さばのみそ煮。いつもは外食でまかなってたんですが、ちょっと前の「モーニング」で「きのう何食べた?」に登場したのを見て、いてもたってもいられなくなりました。

「きのう何食べた?」(よしながふみ/講談社)より
※【コマ引用】週刊モーニング「きのう何食べた?」(よしながふみ/講談社)より
・さばのみそ煮
・里芋の白煮
・ほうれん草としめじのみぞれ和え
・にらと卵のスープ

何食べ流の「さばみそ定食」は、いつもにましてヘルシーですてき。味噌かぶりを避けるためか、汁物が中華風になってるのもイイ!

さらに今回のさばみそ煮は、シロさんの料理の師匠、佳代子さん考案の「えらい簡単」なレシピによるもの。煮魚ビギナーにはありがたい。

そのポイントは、煮汁の味をまずバシッと決めてから、サバを投入すること。
サバにあらかじめ塩をふったり、熱湯で霜降りしたり、味噌を後から入れたり……といった、よく言われる「コツ」は一切必要なし(ただし、買ったサバはその日のうちに調理すべし、だそう)。
プロのレシピももちろん参考になるけど、こういった「オカンの長年の経験からくる知恵」って、何よりも説得力がありますよね。そういう主婦に私はなりたい。

煮汁
フッ素加工のフライパンに、水、酒、しょうゆ、砂糖、みりん、味噌、しょうがの薄切りを入れて火にかけます。
さばのみそ煮といえば、どの味噌を使うかも重要なポイント。甘めに仕上がる白味噌も、こってりした赤味噌も大好きだけど、今回は特に指定がなかったので、ノーマルな合わせ味噌で。

煮汁にさば投入
煮汁が煮立ったら、サバの切り身をそのまま投入(フライパンが大きすぎたので、煮汁にあまり浸らなかったorz 作中にも書いてたけど、もっと小さ目のフライパンのほうがよさそうですね)。

落としぶたをして中弱火で10~15分煮て完成。煮汁がシャバシャバのようなら、煮詰めてからサバにかけなおします。ほんとに簡単だ!

さばのみそ煮2
さばのみそ煮:
ハッ! 食べるのに前のめりすぎて、箸を入れた後の写真しか残ってなかった……という例。
落としぶたで仕上げるせいか、身が柔らかくトロントロンの食感になってて、うっとり。しょうがの効いた味噌だれも、ごはんに最高です。

ちなみに家人には、かわりに塩鮭の焼いたのを出しといたのですが、これだけ簡単なら、別々の献立にするのも苦にならなくていいな。いつでもさばみそ煮が食べられると思うと、幸せだ。佳代子さまありがとう。

以下、そのほかのメニュー。

里芋の白煮

里芋煮る
里芋の白煮:
一度ゆでこぼした里芋を、ひたひたの水と白だし、みりんで煮た白煮。あっさりした味付けが、こってりしたさば味噌の箸休めにちょうどいいです。

市販の冷凍野菜って便利でたびたび使うけど、里芋だけはどうも美味しくないんですよね(いい商品に巡り合えていないだけかもしれないが)。生の里芋はシンクがドロだらけになるし、皮はむきづらいし、面倒だけど、やっぱ美味しいから頑張らざるを得ない。

しかし皮のむき方がヘタで、見た目よろしくない仕上がりになっちゃった……。今度は六方むきをマスターしよう。

にらと卵のスープ
卵液
にらと卵のスープ:
鶏がらスープの素と少々のみりんで味付けし、仕上げにごま油をたらした中華風スープ。ざく切りしたニラに、卵のやさしい味がしみじみ美味しい。
シロさんの汁物にはずれなし。

ほうれん草としめじのみぞれ和え
ほうれん草としめじのみぞれ和え:
ゆでたほうれん草と、味付けして炒めたしめじ、大根おろし、ポン酢であえた副菜。
見た目よりも手間がかかっていますが、その甲斐あるさっぱりしたおいしさ。

甘辛いさばみそ煮に、ポン酢のおひたし、あっさりスープと里芋。
栄養バランスだけでなく、味のバランスにもこだわるのがシロさんの献立の特徴。だから一品といわず、まとめて再現したくなっちゃうのかもしれない。

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