半年後
以前ご紹介した「うめぼし」の柿のラム酒漬けですが、半年経って←こんな感じになりました。

酒も柿も見事な褐色に。飲み頃になるまで我慢してた……というのは大嘘で、ほぼ戸棚の中に放置で忘れかけていた、というのが本音です。

そろそろ柿の実は取り出さないといけないらしいのですが、なんか勿体なくて、まだそのままにしています。

ジャムかパウンドケーキにしてみようかな。 フタをあけてみた。 すくってみると柿に含まれるペクチンのせいか、果実酒全体がゆるいゼリー状態になってて驚く。


トロっとしてます 
まずはロックで。グラスにたくさん氷を入れ、果実酒を適量入れてよく混ぜます(水で薄めなくてOK)。

柿のラム酒漬 うめぼし 
かなり甘みが強いですが、ラム酒があまり得意ではない私でも飲みやすいです。何より、フルフルの細かいゼリー状の食感が、ほかにない特徴で楽しい。 

普通の果実酒はフルーツの香りを楽しむものが多いですが、柿自体にはあまり香りがないため、これはどちらかというと「甘さ」を楽しむお酒、という印象。

「美味しんぼ」に「和菓子は柿の甘さを超えてはならない」というセリフがあったけど、日本人の甘みの原点=柿、なんだなあとしみじみ実感できます。 

次はホットで。耐熱グラスに果実酒を適量入れ、お湯を倍量ほど注ぎます。 

柿のラム酒漬 ホット 
独特の苦みが出るのでちょっと大人向けですが、ラムのいい香りがします。就寝前なんかによさそうだけど、私はロックのほうが好きだな。 

「うめぼし」(小池田マヤ/スクウェア・エニックス)1巻より 
※【コマ引用】「うめぼし」(小池田マヤ/スクウェア・エニックス)1巻より 

お酒として飲むのももちろんオススメですが、「うめぇ!」と思わずビッグ錠先生化してしまったのが、アイスクリーム。 なんてことない普通のバニラアイスにこれをかけると、 

アイスの上に 
(柿も添えてみた)

柿のラム酒漬 アイス 
庶民アイスから、高級感のある貴族アイスにアップグレード! 
よく考えたら、ラムレーズンというアイス界の名作があるんだから、ラム酒がアイスに合わないはずはないか。

漬け込んだ柿は、表面は苦みが強いけど、これもラムの香りを含んだ大人の味になってました。我が家では、お酒よりもアイス用ソースとしての使用頻度が高くなりそうな予感です。


うめぼし (1)
小池田 マヤ
CoMax
2017-06-21


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