「女の子の食卓」5巻に出てくる、スモアを作ってみました。
グラハムクラッカーにチョコと焼いたマシュマロをはさんだ、アメリカのバーベキューの定番デザート。「Some more(サムモア=もっと)」が縮んで「スモア」になった、という名前のとおり、一つ食べると手が止まらない美味しさらしい。
とろけるように甘そうなお菓子ですが、作中のエピソードはちょっとほろ苦いものです。
※【コマ引用】「女の子の食卓」(志村志保子/集英社)5巻より
派遣先の妻子持ちの上司と、不倫してしまった女の子の話。
会社の親睦会のバーベキューでその奥さんと鉢合わせ、内心ビクビク。そこでこのスモアを食べ、「もっと食べたい」と手を伸ばしかけたところ、奥さんは「やめた方がいいかも」と彼女を制止します。その意味深な発言の真意は……?
材料:
用意するのは上に書いたとおり、グラハムクラッカーと板チョコ、マシュマロの3つのみ。
グラハムクラッカーは全粒粉入りの甘いクラッカーで、砕いてケーキの土台に使われることも多いようです。 マシュマロは、大きめサイズがおすすめ。
作り方:
グラハムクラッカー(長方形のものは、半分に割る)の上に、板チョコのかけらを乗せます。チョコは溶けやすいように、室温で軟らかめに戻しておくといいかも。
マシュマロをフォークなどに刺して、コンロの火であぶります。火に近いとすぐ焦げるので、高さのあるところからじっくりあぶったほうがよさそう。軽く焼き目がついて、中心がトロっとしてきたらOKです。
焼いたマシュマロを板チョコの上にのせ、もう一枚のクラッカーではさんでギュっとつぶしたら出来上がり。 マシュマロがつぶれて、生クリームみたいな見た目に。
食べた感想:
溶けたマシュマロは、綿菓子のようなメレンゲのような食感。サクサク香ばしいクラッカーと、とろけたチョコの組み合わせは、歯に染みるほど甘いーー! でもうまいー。
マシュマロは冷めると粘着度が増して手にベタベタひっつくので、熱々のうちにすぐ食べるのがいいかも。
アウトドアで食べると開放感もあって、余計に美味しいだろうなあ、と思えるデザートでした(でもBBQで肉食べた後だと、胃がもたれそうだ……アメリカ人、おそるべし)。
コメント
コメント一覧 (10)
はじめまして、コメントありがとうございます!
ラ、ラジオで紹介……!?と思って調べたら、「クロノス」という番組で紹介いただいてたんですね)゚0゚( ヒィィ
しかし、本場の味を知るお母様直伝レシピ&夜のキャンプというシチュエーション……。
読むだけで、よだれが出そうですw
カレーと同じで、これも開放的なキャンプ場で食べると、もっともっと美味しいんでしょうね~。
根っからのインドア人間ですが、このためにキャンプしたくなってきちゃいましたw
ガスの火だと、美味しさ半減というのも、知りませんでした!
ろうそくの火だと、雰囲気も出てステキな感じになりそうですね[絵文字:i-237]
室内で作るときは、ぜひぜひ試してみます!
うれしい情報ありがとうございました[絵文字:i-189]
スモアだ!!って、思わず反応…
母が若いころにアメリカで覚えて来たので、我が家のキャンプの定番です。
恐ろしいカロリーだなぁと思いながらも、必ずやっちゃいます。
しかも、必ず夜。夜の方が涼しいからかおいしく感じます。
いつもキャンプ場で知り合った方におすそ分けしますけど、感激されますね。
こんなに甘いのに…キャンプの魔法??
これ、マシュマロをガスで焼くと味が半減なんですよ~、ガスのにおいが移っちゃうから。
家の中でやるならろうそくがお勧めです♪
はじめまして、LOVEカレーからわざわざお越し頂いてありがとうございます!
漫画のラインアップが世間からするとマイナーに傾いてる(?)ので、そうおっしゃっていただけるとすごい嬉しいです[絵文字:i-189]
スモアは確かに、ダイエット中はキケンすぎるかもしれませんねw
私は料理はド素人で、作品に忠実に作ることしかできませんが、毎日のご飯の参考になれば嬉しいです!
1話完結の漫画って、確かに巻数の感覚がわからなくなりますよねw
私も同じ巻を重複して買ってたり、抜け落ちてるのに気付かなかったことがしばしばorz
5巻は冒頭のショートケーキの話も、すごい好きでした!
料理に目覚めた女の子が、ショートケーキに挑戦して「私って天才かも」と自分でクラクラするシーンとか。
「女の子の食卓」はほんとどの巻もすごいクオリティで、志村先生は天才だ・・・とクラクラしちゃいます[絵文字:e-420]
読んでいる漫画が多数出てくるので,感激~!
しかも作り方が解説されているので、これはもう、つくらんといかん!
と思っちゃいました。
このスモアはダイエット中ゆえパスですが、色々作りたいと思います(^^)/
あれ?でも私知らないなーコレ…雑誌掲載分?
えっ5巻?
あー私5巻買ってないかも!!
…この間職場の人に貸そうと思って5巻だけ見つからないなーと思ってたんですよね。
どうりで(笑)
ちょっと本屋に行ってきます!(笑)
はじめまして、コメントありがとうございます!
サ、サバイバルキャンプですか!?
同じキャンプでも、レベルが違いますね[絵文字:e-447]
思わずドラマのLOSTみたいなシチュエーションを想像してしまいました(@_@;
甘いモノお嫌いなのに、それほど美味しかったというのは、よほど過酷な状況だったのでは……
でも確かに、疲れたときの甘いモノって、舌で味わうレベルを超えて「体が吸収する」ような感じになりますよね。(でもきんつばって!w)
貴重なエピソードありがとうございました!
雨が降っても晴れても、蒸し蒸しして嫌ですね~。
よく考えたら、こんな季節にはあまり向かないデザートだったかもしれませんw
焼きマシュマロ、私もあこがれてたので、今回実現できて楽しかったです!
いつか、キャンプや暖炉の火でもあぶってみたいです[絵文字:i-189]
かつて米国へホームステイした際に、五大湖の孤島でサバイバルキャンプをしたのですが、甘いモノはもちろん食事もままならない生活が続いた一週間の最後にスモアを食べて泣きそうになってしまったという強烈な思い出が蘇りました。
昔から、今もてショートケーキ一つ食べきれないほど甘いモノが苦手だのに、あれほど甘味を崇拝したのはスモアとその時一緒に出されたピンクレモネードが最初で最後ですね。
もちろん、今は日常で出されたら回れ右ですw ただ、ともすれば暴力的なまで人の心を衝き動かす「甘味」は、サモア以来巡りあっていません。まあ、その時きんつばでも出されれば、きんつばが至上に成り得たかも知れませんが……。
焼いたマシュマロ美味しそうです^^
昔、キャンプでマシュマロを火で焼いてるのをテレビで見て
なんか憧れてました☆