ようやく読み終わった「ハチミツとクローバー」の最終回に登場する、あの料理を再現してみました。 数年前に終了した作品だし、映画やアニメにもなったしで、ラストシーンはご存じの方も多いとは思いますが、やっぱりこれから読む方のために、直接のネタバレはさけて書きます。 以下、ネタバレばっちこーいな方だけご覧ください↓
ここからネタバレありです。

「ハチミツとクローバー」10巻より
※【コマ引用】:「ハチミツとクローバー」(羽海野チカ/集英社)10巻より

すでに甘酸っぱい恋愛戦線から引退して(というかそんな時代があったのかも微妙)すっかり枯れてる身としては、ハチクロの恋愛模様を「若いっていいのう……(ヨボヨボ)」とまぶしい目で読んでたのですが、終盤のヘビーな展開には驚きました。

最終回で盛岡に旅立つ竹本君に、はぐちゃんが手渡した大きな包み。その中身は、彼女が彼のためだけに探した四つ葉のクローバーとハチミツのサンドイッチ。

仲間と過ごした日々、実らなかったけれど後悔のない恋。いろんな思い出を胸に、泣きながらこのサンドイッチを食べる竹本君の姿に読んでるこっちも涙々。

これまでのエピソードで、はぐちゃんが作った不思議料理の数々(レインボーおにぎりとか)も、ただのギャグじゃなくて、このラストへの伏線だったのかな……と考えると、羽海野先生すごすぎる。

「3月のライオン」(4月に4巻出るとか!)も最終的にどんな話になるのか、楽しみです。

ハチミツとクローバー
というわけで、余韻が冷めないうちに再現してみることに。 しかしこの歳で四つ葉のクローバーを探しに行くのは、さすがに体力的にも世間体的にもキツいものが……(ヨボヨボ)。

そこで思い出したのが、もともと四つ葉の品種のクローバーがある、という話。調べてみたら「ブラッククローバー」(別名:ラッキークローバー)というのがそれのようで、早速取り寄せてみました。

ハチミツとクローバー
葉の枚数を確認すると、確かに6~7割が四つ葉! でもなかには三つ葉とか五つ葉も混ざってたりして、何が幸せの基準なのか、ちょっと混乱してきましたw

あと品種が違うので当然だけど、「ブラッククローバー」という名前だけあって、普通のクローバーより黒っぽい色をしてます。

ハチミツとクローバー
四つ葉の葉っぱを選んで、とりあえず水洗い。ていうかクローバーって食べても平気なんだっけ? 今さらちょっと心配になってきたよ。

ハチミツとクローバー
サンドイッチ用のパンにハチミツをたっぷり塗って、端っこにクローバーをはさんでいきます。

今回は純正ハチミツを使ってみたけど、これだとパンに染みこんでいってしまうので、シロップ風のハチミツのほうが、漫画の絵のイメージに近くなったかもしれない。

とりあえずでけました! ワンポイントに、上にクローバーのっけてみた。

ハチミツとクローバー
パンをめくると、四つ葉のクローバーが。

ハチミツとクローバー
クローバーも特に変な味はせず、食感がシャリシャリする以外は、普通のハチミツのサンドイッチです。

ハチミツとクローバー
最後の一枚は、四つ葉の大盤振る舞いにしてみた。なんかこうすると、ありがたみないですな……。

コメントで教えていただいた、恐怖の女子料理部の再現は難易度高そうですが、いつか挑戦できるかしら(ガクブル)。

※今回の記事のコメント欄でざき丸さんからご指摘いただきましたが、園芸用のクローバーを食べるのは危険な行為のようです。どうぞご注意くださいm_ _m




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