鍋プリン

鳥野しの「オハナホロホロ」より
※【コマ引用】:「オハナホロホロ」(鳥野しの)より
「フィールヤング」の連載時からずっと楽しみにしていた「オハナホロホロ」の単行本が今月発売されてうきうき。
翻訳家の麻耶、シングルマザーのみちるは元恋人同士。再び同居することになった彼女たちの「家」には、みちるの息子・ゆうた、何故か入り浸るご近所男子・ニコ君が加わり――。ちょっと変わった“疑似家族”が繰り広げる、ほろ苦いホームドラマです。

作者の鳥野しの先生は、「ハチクロ」の羽海野チカ先生のチーフアシスタントらしく(今読んでる「3月のライオン」の後書きにも“はれちゃん”として出演されてた!)、帯にも推薦文が寄せられてます。羽海野先生も魅了されたその絵はキュートで温かくて、一度見たら忘れられません。

で、今回単行本で通しで読んだんですが、むしょーーーにプリンが食べたくなりますw
一話目には長方形のプリンが出てくるし、巻末のおまけマンガなんて、まるっとプリン大特集だし。そして一番破壊力があるのが、麻耶さんが作るこの「お鍋まるごとオーブンで蒸し焼きにした鍋プリン」。

プリンを鍋ごと喰う!(ハァハァ)
ちょっと前に「バケツプリン」ってのも流行りましたが、でかいプリンは人類の永遠のドリームなんでしょうか。

鍋プリン
実はこの再現にあわせて、ストウブの18cm鍋を買ってしまいました……(といってもカードのポイントだけど)。
以前食器についてうだうだ書いたときもご紹介しましたが、麻耶さんはキッチン道具マニアで、この鍋プリンも、絵の形状からしてそれっぽい鍋を使ってるんですよね(ル・クルーゼかもしれんけど)。
実際はオーブン対応鍋なら何でもOKだと思うんですが、せっかくだからビジュアルにもこだわりたかったのです(マニア気質……)。

鍋プリン
作り方:
作中にレシピはありませんので、いつもの通り想像で再現。プリンは作り慣れてないので、ネット上のレシピを色々参考にしました。
1.鍋に砂糖と水を入れて煮詰めてカラメルを作り、そのまま冷ましておきます。
鍋プリン 鍋プリン
2.牛乳300ml、生クリーム100ml、砂糖90gを小鍋に入れ、弱火で砂糖を溶かします(沸騰させないように)。
3.ボウルで卵4個を、なるべく泡立てないように注意しながら混ぜます。

鍋プリン 鍋プリン
4.(3)のボウルに(2)とバニラエッセンス(あれば生バニラの粒も)を入れて、同じく泡立たないようによく混ぜます。
(もし泡が立ってしまったら、ラップで液の表面を軽くおさえると取れるらしい)
5.(4)のプリン液をなめらかにするため、ザルなどで2回漉します。

鍋プリン 鍋プリン
6.プリン液を(1)の鍋に、カラメルの上から静かにそそぎます。
7.天板に湯を張ったオーブンで蒸し焼きにします(底がすべるなら、フキンを敷くと固定しやすいです)。
高温だとスが立ちやすいと聞いたので、まずは低温の140度でじっくり60分。あんまり固まらなかったので、その後温度を上げたり色々調整してたら、結局2時間くらいかかってしもうた。
仕上がりの目安は、フチがやや固まって、鍋を軽く傾けるとプルプル揺れるくらいでしょうか(余熱もあるので、あんまり固く焼かないほうがいいかも)。
出来上がったらオーブンから出して粗熱をとって、冷蔵庫で冷やします。

ではオープン・ザ・鍋。
鍋プリン
うひゃー! 自分で作っといてゆうけど、ほんとに鍋丸ごとだ! カスタードのいい匂いがします。巨大なプリンを目の前にすると、大人でもテンションが上がりまくりますな。

お玉ですくって小皿に好きなだけ取り分けてもよし、鍋ごと独り占めしてスプーンでがっついてもよし。
鍋プリン

鍋プリン
食べた感想:
う、うまーーー(幸)。
低温でじっくり焼いたせいか、プリンもなめらかな食感に仕上がりました。底のカラメルソースもたっぷりあるので、自分の好きな配分で食べられるのがうれしい。しかし何より、目の前にある鍋の存在! ビジュアルのおかげで、二倍も三倍もおいしくなってる気がします。

独り占めもいいけど、大勢で集まる場のデザートに出せば盛り上がりそう。プリンラブな方は、ぜひぜひお試しください!


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